ゴルフクラブはフィッティングにこだわる

日本国内において、ゴルフ人口は年々減少しているといわれていますが、
私の周りでは年々増加しています。

殆どのゴルファーは、スコアを100切ることを最初の目標に上げますが、
少なくとも私の知る限りでは、100を切れる人は25％程度だと思います。
そして、スコア100切りを達成せずに辞めていくゴルファーも後がたちません。

ゴルフはコースによって、難易度が違ったり、正式なルールがかなり難しく、ゴルフ場のローカルルールなどもあり、技量がスコアの数字だけでは判断が難しいスポーツです。

殆どのゴルファーがスコア100切りをなかなか達成できない理由ですが、練習量が足りなかったり、間違ったスウィングをしているなど様々ですが、私はゴルフクラブのフィッティング、つまり、【道具】が重要だと考えます。

ゴルフクラブは【ボールを打つヘッド】、【ヘッドをしならせるシャフト】、【手を握るグリップ】、これらすべて様々な種類があり、仕様する人の体格等によって、自分に合ったクラブを探し、使用すると上達のスピードがかなり上がります。

ゴルフクラブにおいて、私が最も重要でこだわるべきであると思う【パター】も様々な種類があり、自分に合うものを探すべきであると思います。

私の周りでも、
「ゴルフクラブは何を使って同じ」

「下手なのをクラブのせいにするな」
「クラブは貰い物で十分」
「スコア100を切るまで今のクラブを変えない」

等の声がありますが、このような声がゴルファー上達の妨げになっています。

おさがりのクラブでもフィーリングが合う場合もありますが、おさがりのクラブは文字どおり古いクラブになりますので、最新のクラブの方がより初心者のニーズに答えてくれます。また、今と数十年前では、ボールの材質が違うため古すぎるモデルのクラブは現代のボールに対応していないものもあります。

しかし、最新のクラブであればあるほどいいと思いますが、最新モデルのクラブは値段がかなり高額なものが多く、ものによっては数十万円もするものもあります。

そこで、私がおすすめするのは大手量販店で、型落ちのクラブか中古クラブです。

大手量販店では、購入前に試し打ちが可能で、場所によっては機械でスイングスピード(ヘッドスピード)などを無料で計測してくれる場合もあり、定員さんから様々なアドバイスを聞くことが出来、自分に合ったクラブをフィッティングしてくれます。ゴルフクラブは値段が高ければいいとは限りませんので、中古クラブであればより幅広い価格帯から選ぶことが出来、高いコストパフォーマンスを発揮できます。

私の知り合いのレッスンプロの方がおっしゃるには、
「自分に合っていないクラブで100回練習するより、フィッティングしたクラブで1回練習する方が上達の近道である」
私もまさにこのとおりだと思います。

ゴルフは練習場(打ちっぱなし場)で練習するのに１級につき約１円(都心部はかなり高額な場合があります)かかり、ほとんどのゴルファーは車でしか行けない場所が多く、時間的にも経済的にもコストがかかり、気軽に練習できない場合がほとんどです。

効率よく、かつ経済的に上達を目指すにはゴルフクラブのフィッティングが上達の近道ではないでしょうか。